Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

2023-01-01から1年間の記事一覧

奥野克巳「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと」の感想を少し

この本の帯に「世界の見え方が180度変わる」とあるが、確かに高度資本主義社会に過適応して暮らしている私たちにとっては、思いも及ばない世界が展開されているのだった。 この本はボルネオに暮らすプナン族の奥野克巳によるレポートなのだが、現在の世界…

菜園日誌 ⑩ 今日の収穫とYOASOBI「電光石火」について少々

畑の作物も順調に成長していて、今日の収穫はこちら。 キュウリ、絹さやと、まだ株が成長していないシシトウが少し。すこしは家計の足しになっているのか。トマトも順調に育っているので、あと2週間くらいすると、食べられそうだ。 閑話休題。 暇だったので…

菜園日誌 ⑨ 大根のとキュウリの収穫

二日間けっこう激しい雨が降って、昨日、畑を見ると、大根がいつの間にか花を咲かそうとしていた。いわゆるとう立ちだ。花が咲くと、大根の繊維が固くなって、食べてもまずくなるので、2本を引き抜いた。 もう少し太らせそうと思っていたのだけれど、しょう…

菜園日誌 ⑧ ラディッシュと春菊の収穫

今週に入って、ようやく野菜が実りだした。 まず、数日前にラディッシュを収穫した。 数は少ないけれど、サラダの彩りとしてはちょうど良い量だ。 更に今日は、先週に続いて春菊の2度目の収穫。 けっこうな量がとれて、夕食にゴマ和えでおいしくいただいた…

成熟と喪失と 「BABYMETAL BEGINS BLACK NIGHT」を見る

昨日、WOWOWでぴあアリーナで行われた「BABYMETAL BEGINS」のBLACK NIGHTが放映された。 見た最初の感想は、ゆいがいなくなってからのBABYMETALの、成熟と喪失が表現されているのだなあ、というものだった。 もちろん、喪失したものはゆいの存在そのものだし…

居間に侵入したアリと闘った2日間

1日目 朝、よく見ると食器棚の前に小さなアリが数匹、もぞもぞと動いていた。とりあえず、ティッシュでつぶして、処理した。裏をのぞいてみると、裏にも数匹いて、これは食器棚の下にまだいそう、ということで、隙間からアリアースを噴射した。これがその食…

「BABYMETAL RETURNS」を見て感じたこと

一昨日、幕張のDVDが届いて、昨日、見終えた。 やはり、よく作りこまれたステージだというのが、最初の感想。新しいBABYMETALへと至る物語が、幕張と次の横浜で表現されていくのだろう。コバの想像力はたいしたものだ。 「METAL KINGDAM」から「Divine Attac…

3年ぶりに老人ホームのおふくろと面会した

衣替えの季節になり、昨日、おふくろが入所している老人ホームへ、妻と夏物の服を届けに行った。新型コロナが流行りだしてからは、ホーム内には入れなかったが、今年は規制が緩和されて、居室まで入れることになった。マスクは必須だけど。 昼から、ホームへ…

熊、出没注意

雪がとけてから、札幌ではヒグマの出没のニュースが連日メディアを賑わせている。数年前から、札幌周辺部では普通に報じられていたものだが、ついに街の中心部近くまで進出してきたようだ。 50年以上前の高校生の時、修学旅行で本州へ行くと、バスガイドの…

菜園日誌 ⑦ 風よけはずしとボタンの開花

数日前から寒くて雨模様の日が続いている。先々週に植えた野菜の苗が、どうやら根付いたようなので、今日風よけ(通称あんどん)をはずすことにした。あんどんはずしは風が弱く、曇った日が最適らしいので、今日は格好の日だ。 庭に出ると、相変わらずどんより…

菜園日誌 ⑥ 野菜苗の植えつけ

気がつくとご近所の畑は先週の土日で、苗の定植が終わっているようだ。今年はあたたかいので、皆さん気が早い。 というわけで、我が家も遅ればせながら、毎年苗を買いに行っているジョイフルエーケーに向けて車を走らせる。10時半ころ到着。やはり、大部分…

今年もツツジがきれいに咲いてくれた

今年も色とりどりのツツジが花をつけて、ほぼ満開に近い状態だ。亡くなった父親が植えて、もう50年以上咲いていることになる。たいしたものだ。樹の生命力はすごいね。 こちらのライラックも満開。 我が家の住人(妻と私)はアレルギー持ちで、大量の花粉で…

マスク雑感

5月に入ってから、外出するときはノーマスクにしている。もっとも、週に1,2度外出するだけで、ラッシュ時の電車にのるわけでもないので、感染症的にこれといって心配する状況に遭遇しないと考えているからだけど。 ただ、すいている電車に乗っても、ほぼ…

菜園日誌 ⑤ キュウリの支柱立てと春野菜の芽吹き

だんだん苗を植える時期が近づいてきたので、キュウリの支柱を立てることにした。 1時間くらいかけて完成。相変わらず、素人感まるだしだ。 しかし、キュウリの支柱を立てるといつも頭の中で「虚構のクレーン」(by井上光晴)という言葉が思い浮かぶ。なぜだ…

菜園日誌 ④ 肥料入れとダリアの植えつけ

気温が20度を超すようなので、昼から農夫に変身。 畑に配合肥料をすき込み、月末に予定している苗の植えつけに備えた。 しかし、スコップで土を掘り返していると汗がふき出す。久々に体内の悪いものが出た感じだ。夕食のビールが待ちどおしい。 畑の作業が…

菜園日誌 ③ 絹さやの種まきと庭の花々

昨日、しばらく天気が良さそうなので、絹さやの支柱を立て、種まきをした。 それがこちら。 相変わらず不格好だが、支柱としてはちゃんと機能してくれている。後ろに見えるのは満開のドウダンツツジ。遊びに来ている猫には悪いけれど、ドントキャットも設置…

菜園日誌 ② 堆肥入れと月面着陸

近頃は寒い日が続いていたが、今日は久しぶりに春らしい天気だ。気温も15度を超えるようだ。明日は雨が降る予報なので、昼から畑に堆肥を入れることにした。 早めに昼食をとり、昼過ぎから作業開始。 今年も牛糞堆肥と馬糞堆肥をブレンドして、スコップで…

「THE LEGEND」のあらわしているもの

遠く遠く どこまでも 遠く遠く 続く旅路で ずっと泣いて ずっと笑ってた あの頃の 夢は 変わらない 今でも 幕張でのこの曲のパフォーマンスを見たり、CDで曲を聴いたりしていると、昔からBABYMETALを追っているものにとっては、ああ、あの時代のことを歌って…

菜園日誌 ① 春おこし

明日から、また天気が悪くなりそうなので、今日、畑の春おこしをすることにした。 昼すぎから、腰痛予防に腰ベルトを締め、畑をスコップで掘り起こし、その後に苦土石灰をほどこした。 畑の面積が1.5坪ほどしかないので、1時間もかからなかった。終わったあ…

ムラサキツツジの開花と尊敬する人の死

今日、庭のムラサキツツジがほぼ満開になった。 今年はあたたかいので、庭中に春の兆しが。 上はクロッカスとカタクリの花。そして、スイセンも咲きはじめた。 閑話休題。 今年に入ってから、大江健三郎が亡くなり、昨日は畑正憲の訃報を聞いた。また、数日…

さよなら YUIMETAL

昨日、BABYMETALの新体制が発表され、MOMOMETALが誕生した。 これで、ゆいの復帰がなくなったことが確定した。 YUIMETALは本当に伝説=歴史になったのだ。 ソニィスフィアから東京ドームまでの怒涛の2年間を知っているものとしては、淋しさもひとしおだが、…

冬囲いの撤去と春一番に咲く花

今年は雪どけも早く、良い天気が続いているので、今日、冬囲いをはずすことにした。 作業前の庭がこちら。 晴天で、気温も10度を超えているので、とても快適だ。 10時から始めて、12時すぎには囲いをはずし終えた。 とりあえず、昼食をとり、午後から…

幕張の映像を見て、BABYMETALの無事を祝う

WOWOWで放送された「BABYMETAL RETURNS」を見た。 すぅももあも、もちろん、ももこもとても楽しそうで、本当に戻ってきたことが実感できた。すぅの煽りも健在で、こちらまでうれしくなってしまう。こうじゃなきゃダメだよねぇ、BABYMETALは。観客もコロナ前…

父の命日と「THE OTHER ONE」

昨日は父の命日だった。早いもので、もう14回目になる。 今年もおふくろは老人ホームで手をあわせるとのこと。 弟と私たち夫婦でお寺さんを迎える状態が普通になってきた。 午前11時ころ、弟が来宅。外は春のようにあたたかい。 いつも出前しているお寿司…

ベビメタ脳よ しずまれ

BABYMETALの封印が解かれてから、なにか自分の脳内がおかしい。 細切れに出されてくる情報にいちいち反応し、様々な妄想が出てくるのだ。 たとえば、昨日、最終回をむかえたテレビドラマ「ゲッド レディ」を見ていて、命を救われる少女の名前が「ゆい」であ…

篠田謙一「人類の起源」を読んで

なにか、とんでもない知見に触れてしまったというのが率直な感想だった。 実際、現在のナショナリズムの根拠は、このゲノム解析によって、吹き飛んでしまうのではないのだろうか。 人種という考え方が、遺伝子レベルでは、ほとんど意味を持たないということ…

排雪作業始まる

昨日から、町内会の排雪作業が始まった。 我が家の前は狭い生活道路なので、いつも、始まってから数日後に排雪作業が入るのだが、ここ数日の気温の上昇で、道路がぐしゃぐしゃになり、小型車などははまって動けなくなったりしていた。そこで、ダメもとで作業…

ブログ5周年 まだ続けます

今日でブログを始めて5周年になった。 よく続いたなというのが、率直な感想。 しかし、近頃はまんねり感が半端なく、読んでいただいても、あまり面白くないだろうなと反省しきり。コロナ禍で、行動範囲が狭くなったのが主な理由だけれど、それに慣れてしま…

新曲「Light and Darkness」を聴いて思うこと

今日、「Light and Darkness」がリリースされた。 聴いてみて、今までの楽曲とはちょっと違うなというのが、第一印象。日本のポップス界にちょっと寄せすぎなのでは、と感じたのだ。 特に、歌詞の中で使われている「愛」という言葉は、日本語の中では具体性…

さよなら シャンシャン

明日、上野動物園のシャンシャンが中国へ旅立つ。 実は2018年の3月に、まだ1歳になる前の彼女を、わざわざ札幌から妻と一緒に見に行ったのだった。 冷たい雨の降る日で、見学客が少なく、悪いと思いながら、なぜか2回も見ることができた。 一回目は、…