昨日、WOWOWでぴあアリーナで行われた「BABYMETAL BEGINS」のBLACK NIGHTが放映された。
見た最初の感想は、ゆいがいなくなってからのBABYMETALの、成熟と喪失が表現されているのだなあ、というものだった。
もちろん、喪失したものはゆいの存在そのものだし、ティーンエイジャー特有のがむしゃらに世界に向けて突き進んでゆく旧三姫のパッションのことだ。あの時代にしかできないことが、やはり存在したのだ。
一方、成熟というのは、すぅ、もあが20代になって、ダンススキルが格段に向上していて、ステージ上のふるまいもとても余裕があるようにみえたことだ。10年以上やっていれば、あたりまえか。
新三姫がどのような世界を見せてくれるのか。これはひとえにももこの覚悟にかかっているように思えるのだが、期待をかけすぎてはいけない。時間をかけて新しい世界を作っていってほしいものだ。
アジア、オーストラリアツアーのファンカムを見ると、ももこはとても良いパフォーマンスをしているし、すぅ、もあとの相性も良さそうだ。
そういえば、ステージの後半でももこがちょっと涙ぐんでいたように見えた気がしたが、どうなのだろう。正式にメンバーになって、こみあげるものがないほうがおかしいよね。
録画があるので、後でゆっくりと見直してみようと思う。
さて、来月はCLEAR NIGHTを見て、新しいBABYMETALの出発を見とどけよう。
しかし、素人目には、新曲のダンスはみんなとても複雑そうだ。三姫とも、よくやっているよね。