Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

父の命日

昨日は父の15回目の命日だった。亡くなってから、もう15年か。月日の経つのは早い。自分が年をとるわけだ。

昨日は彼岸の中日なので、お寺の行事があり、お坊さんは3時ころに来るとのこと。

いつもどおり、母は老人ホームで手を合わせるということなので、今年も弟と私と妻の3人でお坊さんを迎えることになった。

12時前に弟到着。仏壇に持参した日本酒と菓子を供えてくれた。

仏壇はこんな感じ。糖尿病なのに甘いものが好きだった父のために、妻がおはぎを買ってくれた。きっと喜んでいるはず。

頼んでいた出前のお寿司が来たので、さっそく昼食。

食事をしながら、世間話。弟は昨年から蕁麻疹が治らず、睡眠不足で、体重が何キロも落ちたらしい。確かにはたから見ても、がりがりに見える。コロナのワクチンのせいで、体質が変わったせいかもしれないとのこと。我が家では、妻が2回目のワクチンをうって、色々な症状が出て、循環器系が最悪の状態になったので、それ以降はワクチンの接種はしていない。弟は真面目なので、お上の指示通り6回もうったという。真面目なのも考えものだ。

3時近くにお坊さんが到着。お経をあげてもらう。

雑談のなかで、来年は17回忌ですね、と言われる。うっ、なにも考えていなかった。お坊さんが帰った後、弟と相談して、特別なことをする気はないので、お布施を少し増額して対応することにした。しかし、先祖を供養することは、なかなか面倒くさいものである。

3時過ぎに弟が帰って、今年の命日は終わり。

夕食時に父を偲んで、ビールとお酒をいただいた。まあ、普段通りだけどね。

再生(Reborn) 2

時は流れて

私の指は氷のように

冷たくなった

 

隠された復活の碑はひびわ

何も見えない深夜の森で

動物の形をした魂を

降りしきる雪に埋めてゆく

 

(きっといつかは

 生まれ変わってくるんだろう きみたち)

 

そこには

ずいぶん前にいなくなった犬もいて

 

遠ざかる雷鳴を身にまとい

なくしたものを捜し続け

ひからびた井戸を掘り返し

 

砕け散った思い出のかけらを拾いあつめ

古いキャンバスにはりつけてみる

聞こえてくる切れぎれの旋律に耳をすまし

私は

なつかしい火の時代に

はっきりと別れを告げたのだ

 

函館に、あの店、まだあったんだ

先週の土曜日に、昔暮らしていた函館を紹介する旅番組を懐かしいなと思いながら見ていて、その中で突然、焼鳥屋の「とん兵衛」が出てきてびっくり。この店は40年近く前に函館で働いていた時に、しょっちゅうお世話になっていた店だった。番組の中でママも出てきて、マスクをしていてはっきりとはわからなかったのだが、どうやら当時のママと同一人物のようだ。私がまだ30くらいで、その時ママは40を超えていたと思うので、もう80を超えているはずだ。とても元気そうで何より。

その当時は、抜群においしい魚漬けを作ってくれるおばあさんや、ちいさいママの娘とかも暇つぶしに店にいたりして、独身の私にとってはとても落ち着く場所だった。

その後、函館を離れた後も、函館競馬で遊んでどろどろになった後で2・3回はよったはずだ。それも10年以上前のことか。コロナもあったことだし、よく生き延びてくれたものだ。

函館にはこういうなつかしい店がたまにある。ほかにも、今あるかどうかわからないが、当時、お世話になった店がちょっと気になる。

久しぶりに函館に行きたくなってきた。もう、昔のようにたくさんは飲めないけど、夏競馬でもやりに行こうかな。

 

ブログ6周年 まだまだ続けるつもりです

今日はブログを始めて、7年目にはいる日。

コロナ禍で外出することが減り、マンネリ感がひどくなってきたので、どうしようかと思っていたのだが、今年はできるだけ外に出るつもりなので、新しい話題を提供できるのではないか考えている。今のところ、私の存在しているのはここぐらいしかないし。年齢のこともあるし、どうなるかはわからないけど、期待せずに読んでいただければありがたいと思います。

というわけで、これからもよろしくお願いします。

 

また再びの雪、奴隷労働に励む

先週、排雪が入り、家の前がすっきりしたのもつかの間、昨日から雪が降り続き、あっという間にいつもの冬景色に戻ってしまった。

家の前の道路もこんな感じ。元の木阿弥とはこういうことか。

しょうがないので、底辺労働者の苦力(クーリー)になり、除雪に励む。

対価のない労働はつらい。気温が低いので、雪が軽いのが唯一の救い。しかし、大雪はこれで最後にしてほしいものだ。

夜は肉を食べて、赤ワインでも飲むつもり。これぐらいのごほうびはあってもいいよね。

 

今年の排雪作業はグッドタイミング

数日前から、どこからか重機の音が聞こえていて、どうやらうちの町内会でも排雪作業が始まったようだった。ちょうど昨日、一昨日と北海道ではありえない気温10度の日が続き、家の前の細い雪道はざくざくで、とまった車はスタックして脱出できなくなるような状態だった。

昨日の夜9時過ぎにブルの音がして、どうやら表面のとけた雪は削ってくれたようで、車はどうにか通れるようになった。

そして、今朝9時過ぎに本格的な排雪が始まった。

いつ見ても、ぎりぎりのところを削っていく運転手の技術はすごい。運転手さん、毎年ありがとうございます。

終わったあとがこちら。道が広くなってすっきりした。

今年は雪どけ道が最悪の状態になる直前の排雪で、タイミングは最高だった。

あとはこれから大雪が降らないことを祈るしかないが、冬が終わるまで、まだ一カ月以上もあるんだよなあ。まあ、なるようにしかならないけどね。

 

今年の節分は、世界の平穏を祈って豆をまいた

今日は節分。いつもなら、家内安全を願って豆をまくのだが、今年は正月から能登地震、羽田の航空機事故と不幸な出来事が続き、世界的な規模で過酷な状況がなくなりそうもないので、微力ながら人類の平穏を祈って豆をまくことにした。

といっても、小さな声で、鬼は外、福は内ととなえるだけだけど。

新型コロナがほぼ終わって、ひと段落着いたと思ったら、今度は大規模な自然災害が襲ってくる。一体、どうなっているのか。人類は本当に未曽有の危機に直面しているのかもしれない。

かといって、私のできることはほとんどない。せいぜい自然に負荷をかけないように生活するだけだ。

今年も残るところ11カ月。これ以上、大きな災害や事件が起こらないことを願って楽しく過ごしたいものだ。