今日、庭のムラサキツツジがほぼ満開になった。
今年はあたたかいので、庭中に春の兆しが。
上はクロッカスとカタクリの花。そして、スイセンも咲きはじめた。
閑話休題。
今年に入ってから、大江健三郎が亡くなり、昨日は畑正憲の訃報を聞いた。また、数日前には同年代の坂本龍一も。
教授、ちょっと早すぎるのじゃないのかい。
私の大好きだった人がどんどんいなくなってしまう。
時代はあきらかに変わってしまったのだろう。
これから、私たちはどうやって生きていけばよいのか。世界はどんどん悪くなっているように見えるのに、私たちの行く先を示してくれる羅針盤はどこにあるのか。
もちろん、わかってはいるのだ。自分の行く先は自分自身で決めなければならないことを。
しかし、生きずらい世の中になったものだ。あたたかい春の陽ざしの中で、体が元気なうちに、残り少ない自分の生き方を、すこし考えてみなければならないのかもしれない。