Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

戦争はいい加減にやめてくれ

近頃は妙に心が沈んでいて、なんともつまらない毎日が続いている。

第一の原因はイスラエルハマスの戦争である。憎悪と憎悪の戦いは終わることがない。ガザの人々がどれだけ犠牲になろうと、新たな憎悪が生まれるだけである。だからハマスをなくすことは事実上不可能なのだ。

ロシアのウクライナ侵攻もいまだに続いているし、いったい世界はどうなっているのだろう。

昔見た「禁じられた遊び」の冒頭の、避難している人々の列への戦闘機の容赦ない機銃掃射を思い出す。そして、孤児になった少女の絶望的な生涯を暗示するラストシーン。結局、戦争は悲劇以外なにも生み出さないのだ。

生きることはとても重要なことだ。そして、それを毀損しようとする権力は絶対に許してはいけない。いたいけな子供を殺す権利はだれにも与えられていないのだ。

日本にいる自分の無力さをこんなに感じたことはない。もっとも、できることはほとんどないのだけれど。

ただ、世界の現実をきちっと見ることは必要なことだと思う。世の中は阪神の優勝にわいているけれど、それ以外にも大切なことがあるんだということを、肝に銘じたい。