Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

抜糸の日

今日は2週間前に切除した口の中の手術跡の抜糸の日だった。

9時の予約で、待っているとすぐに呼ばれた。糸を抜くときにけっこうチクチクしたが、数分で終了。口の中の違和感がなくなり、すっきりした。手術してから、口の中の糸の感触がずっと気になっていたのだ。

あとはドクターの説明。切り取った部分の組織検査をした結果、悪性のものではなかった。なんとか(専門用語で記憶できなかった)という腫瘍で、頬の粘膜を歯でかんだりして傷つけ、その場所を修復するために繊維が盛り上がってできたものらしい。噛んだ記憶はありますか、と聞かれたので、覚えていないと答えると、睡眠中とか、意識がない時にも噛んだりしますからね、ということだった。

とりあえず、6年以上気になっていたお荷物が今日で解消されたので、とても明るい気持になった。めでたい。もう少し早く来るべきだった。

しかし、今の病院のシステムはすごい。治療を終えて、会計に書類を出すと、数分のうちに精算が可能になる。あとはセルフレジのように診療券を入れて、カード決済をして終わり。10年以上、大きな病院に来ていないので、こんなことになっているとは思わなかった。浦島太郎だね。

前回の手術の時の支払いは1万以上だったけど、今日の支払いはなんと170円。日本の医療制度はすばらしいけど、この先、この制度を維持できるのだろうか。すこし心配になったのでした。