Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

やっとドウダンツツジが紅葉した

我が家の庭木も、葉を落とし始め、そろそろ冬支度を始めたようだ。

2本あるドウダンツツジもようやく紅葉した。

本当は温泉地に行って紅葉を楽しみたいのだが、今年は我が家の庭で我慢。
そろそろ鍋もおいしくなる季節だし、貧乏暮らしを充実させたいと思う。

しかし、日本の四季はどうなっているのだろう。感覚的には夏から突然冬になったような感じで、秋物の衣類はほとんど腕を通さなかった。

日本の美しい秋は本当になくなってしまうのではないだろうか。時代の流れとはいえ、ちょっと心配である。

 

 

解禁三日遅れのボージョレヌーヴォー

昨日、競馬新聞を買うついでに、セイコーマートで今年のボージョレを買ってきて、さっそく夕食時に飲んでみた。それがこちら。

ワインに詳しいわけではないが、まあまあかな。ただ、これで2500円近くするのは、ちょっと高い気がする。いつも飲んでいるボルドーの赤ワインは5本セットで5000円を切る値段で、そこそこ満足しているので。

毎年、このイベントに参加しているのだけれど、円高もあり、もうそろそろ引退してもいいころかもしれない。この時期は燗酒のほうがおいしいし。

さて、来週には雪が積もる予報も出ているので、除雪用に体調を整えておかなければ。

昨年から調子の悪い暖房用ボイラーも、11月の初めに業者に頼んで点検してもらった。なんとかこの冬を乗り切ってほしいものだ。

手抜きの冬囲い

どうやら、この週末は雪になるようで、あたたかいのは今日くらいしかないらしいので、朝から、冬囲いをすることにした。

今年は妻が肩の腱を傷めていて、ヘルプは無理。そこで大幅に手を抜くことに。

9時から作業開始。気温は13度ほど。体を動かすにはちょうど良い気温。

まず、例年通り、いつもてこずる築山の大きなツツジ4株に縄をかけ、支柱を立てた。この作業が終わって、昼食タイム。しかし、相変わらず、のろまの亀だ。

午後からは、支柱を立てるのをパスし、縄をかけるだけにして、時間をかせぐ。

3時過ぎにほぼ終了。出来上がりはこんな感じ。

昨年は、ボケで支柱を立てない冬越しを試してうまくいったので、今年は小型のツツジ類の、幹がしっかりしているものは支柱を立てないことにした。うまく冬を越してくれますように。枝が少々折れても我慢してね。

ドウダンツツジも太い枝を2ヵ所ほどしばって、今年は支柱抜きにした。初めてのことだけど、枝もしっかりとしているし、きっと無事に冬を越してくれるはず。

右側に写っている支柱は昨年はほぼ全て使っていたもの。今年いかに楽したのかがわかる。まあ、齢にはかてないのでしょうがないよね。

運動不足の体でほぼ一日動いていると、さすがに疲れる。縄を縛るときにけっこう力を入れるので、手もダルダルだ。

ということで、今日の夜は熱燗でも飲んでゆっくりすることにする。これがなかなかいいんだよね。

戦争はいい加減にやめてくれ

近頃は妙に心が沈んでいて、なんともつまらない毎日が続いている。

第一の原因はイスラエルハマスの戦争である。憎悪と憎悪の戦いは終わることがない。ガザの人々がどれだけ犠牲になろうと、新たな憎悪が生まれるだけである。だからハマスをなくすことは事実上不可能なのだ。

ロシアのウクライナ侵攻もいまだに続いているし、いったい世界はどうなっているのだろう。

昔見た「禁じられた遊び」の冒頭の、避難している人々の列への戦闘機の容赦ない機銃掃射を思い出す。そして、孤児になった少女の絶望的な生涯を暗示するラストシーン。結局、戦争は悲劇以外なにも生み出さないのだ。

生きることはとても重要なことだ。そして、それを毀損しようとする権力は絶対に許してはいけない。いたいけな子供を殺す権利はだれにも与えられていないのだ。

日本にいる自分の無力さをこんなに感じたことはない。もっとも、できることはほとんどないのだけれど。

ただ、世界の現実をきちっと見ることは必要なことだと思う。世の中は阪神の優勝にわいているけれど、それ以外にも大切なことがあるんだということを、肝に銘じたい。

 

ダリアの球根の掘り上げ

どうやら札幌でも霜が降りたようなので、今日、ダリアの球根を掘り起こすことにした。

天気がいいので、雪虫がけっこう飛んでいる。市中では大量発生していて、環境問題になっているらしいが、我が家では目の前を2,3匹飛んでいる程度。

掘り上げた球根がこちら。想像したより成長している。

今年は一株しか栽培できなかったが、8月の後半から咲きはじめて、さびしい庭をいろどってくれた。右にあるのは一緒に掘り起こしたグラジオラスの球根。2種類ともこれから乾燥させて冬越しさせる予定。昨年は違う色のダリアの冬越しがうまくいかず、花壇に空間ができてしまったが、今回はうまく冬を乗り越えてほしいものだ。

掘り上げが終わった後で、ちょっと大きくなりすぎたボケの枝を少し切って形を整えた。ボケは鋭いとげを持っているので、剪定は慎重に行ったが、それでも数回刺されてしまった。どんくさいね。

あとの庭の作業は11月にやろうと思っている冬囲いでおしまい。これがなかなかの大仕事なのだが、がんばるしかない。今年は暖冬らしいので、すこし手を抜く方法を考えているのだけど、どうなることやら。

SPEED 「TOUR RISE in TOKYO DOME」を見て思うこと

先日、ビッグオフで中古DVDを物色していて、SPEEDの再結成時(2009年)の武道館のライブ「Welcome to SPEEDLAND」を購入した。聞き覚えのある懐かしい曲が並んでいて、とても楽しめたのだが、20台の彼女たちのパフォーマンスがとても痛々しく感じたのも事実だった。そこで、デビュー当時の彼女たちはどうだったのかと思い、ネット検索してみたところ、東京ドームのライブ映像(1999年)があることがわかり、そのDVDを注文した。今日、家に届き、さっそく視聴してみたのだった。

思っていた通り、SPEEDのライブは素晴らしかった。ライブの後半は音程が乱れたりもしていたが、それもご愛敬。彼女たちの疾走はとても見事なのだ。この半年後には活動を停止してしまうグループとはとても思えないパフォーマンスで、15,6才の少女たちに本当に奇跡のような瞬間が訪れたということなのだろう。一番最後の彼女たちの笑顔もこれ以上ないような満足感にあふれていたし。

しかし、大人になるということはどうしてこんなに大変なのだろう。私の好きなBABYMETALも結局メンバーを変えなければならなかったし。

純粋を貫くことがいかに難しいことなのかは、普通に生きている私たちには自明のことだけれども、少なくてもアーティストには違う生き様をみせてほしいと思う。

そう思うことは、アーティストにとって重荷なのだろうか。

 

菜園日誌 ⑰ 畑の手じまいとムクドリの飛来

今日、朝6時過ぎに起きて、窓の外を見ると、電線にムクドリの群れがとまっていた。

南に帰っていくムクドリの群れがあらわれると、初雪もそろそろだ。

というわけで、今日、畑を手じまうことにした。といっても、残っているのはピーマンと大根と、寒さでほとんど成長しないラデッシュだけだけど。

最後の収穫がこちら。

ピーマンは小さいけれど、炒め物くらいには使えそうだ。ラディシュはサラダの彩りくらいかなあ。

大根はまだ太り方が足りないので、雪が降るまで、もうすこし様子を見ることにした。

これで、今年の素人農作業は終りである。酷暑の夏を乗り越えて、なかなか充実した菜園生活だったように思う。来年もこうであればいいんだけど。