Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

京都五山の送り火

昨日は京都五山送り火の日だった。

毎年、ライブ中継を見ているのだが、ここ2年間は新型コロナの影響で元火一点がともされるさびしいものだった。

今年はようやく全面点火されるということで、お酒を飲みながら楽しみに待っていた。

ところが、点火が開始される8時直前に、突然、雷鳴が鳴り響き、どしゃ降りの雨が降ってきて、中止もありそうな空模様になってきた。

しかし、京都市民の願いが通じたのか、8時にはぴたりと雨がやみ、10分遅れで点灯が開始された。

テレビの画面を写したものがこれ。ちょっとぼやけているけどお許しあれ。

上は船形、下は鳥居形。

最後に左大文字。

しかし、いいものだね。これで、新型コロナが平伏しますように。

いつも思うけれど、生きているうちに京都でリアルに送り火を見たいものだ。

きっと、私の中にある様々なもやもやをはらしてくれるにちがいない。

さて、今日午後からは庭の草取り。

現実に戻らなければならない。

 

このじいさんたちは最高だ!!「ブエナ ビスタ ソシアル クラブ」を見る。

例によって、安いDVDを仕入れて見ているが、ラッキーなことにヴィム・ヴェンダースの「ブエナ ビスタ ソシアル クラブ」が手に入って、今日初めて見ることができた。

ご存じだとは思うけれど、ライ・クーダーが以前に感動した、キューバの音楽シーンに魅せられて制作したレコード(グループ)のドキュメンタリーだ。当時、音楽活動から遠ざかり引退したキューバのミュージシャンを探し出して、バンドを作り上げようとして、「ブエナ ビスタ ソシアル クラブ」が作られる。集められたのが、みごとに80過ぎの年寄りばかりなのだ。ほとんどのミュージシャンが音楽活動をやめていて、貧しい社会で身過ぎよすぎをしていて、ただ生きているだけのようだ。

そこから、見事にヒットするアルバムを作り上げ、1998年7月1日のカーネギーホールのコンサートまでの勢いが普通じゃない。ラテン系というのもあるかもしれないが、映像にとらえられている彼ら年寄りは半端じゃなく素晴らしいのだ。

きっと、彼らが生活者として隣にいたとしたら、ちょっと鼻持ちならない存在だと思うけれど、それはしょうがないんじゃないのだろうか。それぐらいカーネギーのパフォーマンスは際立っていたように思えるのだ。

こんな映像を見ていると、まだ70になったばかりの私たちが、人生をあきらめるのはちょっと早すぎるような気がする。もう一度、闘うのもありかな、と思わされるのだ。

もっとも、年相応のやり方があると思うけど。

死ぬのはまだ早いよね。

お盆参りとおふくろのコロナ感染

今日はお盆のお寺さんが来る日だった。

例年通り、弟と私たち夫婦で、お坊さんを迎えることに。

おふくろは今年も老人ホームで合掌するとのこと。

そのおふくろだが、なんと数日前にPCR検査でコロナ陽性になり、老人ホームの自室で数日間隔離されることになった。幸い無症状なので本人はいたって元気らしい。ホームではほかに数人の陽性者が出ていて、症状のある人は入院しているらしい。オミクロン株の感染力は本当にすごい。ただ、ワクチンをうっているせいで、命にかかわるまではいっていないようだ。本当にホームの高齢者にかかわる人たちには頭が下がる。

11時前に弟が来て、仏壇にお酒などを供えた。

毎年、昼食にはお寿司をとっているのだが、今年は寿司屋が定休日のため、妻が作った鰻丼を食べる。

2時過ぎにお坊さんが来て、お経をあげてもらう。今年はお寺でも、人を入れて、お盆の法要をするとのこと。昨年までは、お坊さんだけで法要をしていたので、すこしずつ普通に戻りつつあるらしい。

お坊さんが帰ってからは、気になっていた小さい金庫に入っている父親関係の書類を弟と整理して、今日の行事は終了。父親の辞令など、ほぼ全てがいらないものだったので、父が亡くなったときにやっておけばよかった。まあ、本当はおふくろがすべきことだったんだけどね。こればかりはしょうがない。

父親の遺品整理がすべて終わったので、なんとなくすっきりしたお盆参りだった。

弟が帰って、なんとなく仏壇の父親の写真を見て、しんみりしている。

菜園だより'22 ⑩ 今日の収穫と札幌競馬

昼から雨になりそうなので、朝一で野菜の収穫をした。

ようやくミニトマトがとれ始めた。あと、インゲンが少々。シシトウは、もう少ししたら、毎日、お酒のつまみにできるくらいとれそうだ。

花壇の花はこんな感じ。

ごちゃごちゃだけど、黄色のダリアと赤いグラジオラスが咲いている。毎年、花の配置を格好良くしたいと思っているのだけれど、これが私の限界かなあ。まあ、咲いてくれているので良しとします。

こちらはガクアジサイアジサイ類は先日の大雨でだいぶ枝をやられているけど、花はしっかりと咲いてくれています。アジサイは強いね。

閑話休題

先週から札幌競馬が始まって、本来なら競馬場で馬券を買っているはずなのだが、例年と変わらないくらい混んでいるようなので、今年は残念ながら、現地競馬はパス。

そのかわりウィンズに通うことにした。(札幌開催時はいつもウィンズはすいているはずなので)。先週、初めて新築のウィンズに行ったところ、見覚えのあるおじいさんたちがいて、彼らも新型コロナに負けずに生き延びていたんだと、妙な感慨をおぼえた。しかし、私を含めて、ギャンブル好きはしぶといね。死ぬときはあっさり死ぬと思うんだけど。

昨日はウィンズ通いも2週目。後半3レースで穴馬を買っているにもかかわらず、万馬券を連続で外して自己嫌悪におちいる。場所になじんでいないせいか、集中力が持続しないのだ。やれやれ。これも年のせいか。いやになるね。

 

「LEGEND-METAL GALAXY」を見て、復活にそなえてリハビリする

今日、久しぶりに幕張メッセで行われたライブ映像を見ていて、結局、私たちが彼女たちに望んでいるものは何なのだろうか、ということを考えていた。初期のゆいを含めた三姫でつくられた世界は、壊しようが無いほどすばらしいし、いまさらどうこう言う必要もないものだが、現実はどんどん進んでおり、そのために「METAL GALAXY」の世界が必要だったような気がするのだ。光三部作など、すばらしい楽曲も多いし。

昨年の武道館も、このパンデミックの中で、素晴らしい企てだとは思うけれど、私の目には、すぅともあは、このステージでとても満足しているようには見えなかった。やはり、BABYMETALのライブとしては残念ながら、中途半端にしか成立していなかったと思う。コールアンドレスポンスのないライブは致命的なのだ。

THE OTHER ONEでようやく、すぅの声も聞けたようだし、私たちも復活にそなえてリハビリするときのような気がする。

「METAL GALAXY」では、私は「Night Night Burn!」などが気に入っているのだが、この先、おそらく、新しいBABYMETALはまったく新しい姿で私たちの前に現れるはずだ。

彼女たちもパンデミックの中で、闘い続けているのだし、私たちも同じく、いつでも共に闘えるように準備しておきたいものだ。

菜園だより'22 ⑨ 見なれないトンボがやってきた

今日、畑の世話をしていると、トンボが数匹飛んでいた。

いつも、庭で見るのはアキアカネ(いわゆる赤とんぼ)なのだが、目の前にとまっているのはちょっと大型で、どうやらヤンマ系のトンボらしい。

気候変動で、我が家に来るトンボの種類も変わったのだろうか。よく見ると、子供のころ水辺でよく見たシオカラトンボ(?)らしいものもいて、ちょっとびっくりする。世界は知らないうちに変化しているようだ。

お隣が引っ越して、しばらく庭がちょっと管理されていない状態になっていたので、自然に戻ったということなのだろうか。

花壇では、ダリアがようやく花をつけた。

向こうに見えるアジサイは数日前の大雨にやられて、枝がだいぶ折れてしまった。復活してくれるだろうか。

昨日の収穫はきゅうり3本。

今年の畑は、今のところ順調だ。シシトウも少しずつとれはじめたし。

昨日、引っ越してきた新しいお隣も、若いけれど人も良さそうなので、これからうまくやっていければよいのだが。まあ、こればかりはなるようになるしかないけど。

 

庭の草取り ドクダミ帝国に今年も敗れる

今日、午前中の涼しいうちに、庭の雑草取りをすることにした。これが庭木を植えているエリア。

今年は天気がいいせいか、白い花のドクダミが一面に繁茂している。これを見た瞬間に私は敗北を覚悟し、このエリアをドクダミ帝国にあけわたすことにした。

10時前にまず隣の家との境界部分の草取りを開始。次に水分補給をしながら、花壇まわりと畑の周辺の草取りをする。ここまでで約2時間の作業だった。体中から汗がふき出す。

花壇はこんな感じ。

先月末から二株のバラが花をつけて、良い感じで咲いてくれた。これから、後ろに見えるダリアとグラジオラスがもうすぐ花をつける予定。楽しみだ。

横に植えてあるアジサイも今年は例年より多く花をつけたようだ。

今年は植物の生育にはとても良い環境らしい。

先日、初収穫したキュウリや、トマトなども順調に育っているし、このまま何もなく豊作の秋を迎えてほしいものだ。

しかし、今日はたいして働いていないのにとても疲れた。

年だねえ。

夕食の冷たいビールが待ちどおしい。