そろそろ、家の断捨離をしようと思って、数年前に本はほとんど処分した。
そして、今度はレコードやCDを整理しようとして、中身をチェックしていたのだが、妙に若いころ聴いていたレコードが気になり、こちらも20年近くほこりをかぶっていたオーディオを掃除して、レコードプレーヤーに針を落としてみた。最初に妻のコレクションのセックスピストルズをかけて、オーディオの状況を確認。普通に再生してくれた。(しかし、セックスピストルズはすごいね。)
その後、暇なときに、昔はやったハービーハンコックやウィントンケリーなどを聴いて、なかなか良い感じなので、しばらくはレコードを処分しないことにした。
昨日、聴いたのはこちら。
エヴァンスのリリカルなピアノタッチが心地いい。そういえば、学生時代、ジャズ喫茶で、コーヒー一杯で2時間くらいねばっていたなあ。
レコードの中には山崎ハコや浅川マキなどもあり、当時どれだけ暗い感情の中にいたのかがよくわかる。今はちょっと聴く気になれないけど。
フリージャズなども、聴く体力が必要なのでちょっと無理。しばらくはピアノを中心とした静かな曲調のものを聴くつもりだ。
しかし、レコードのやわらかい音色は、CDと違って、久しぶりに聴くといやされ感が半端じゃない。
退屈なこの冬の時間つぶしには、なかなかいいものを見つけたかもしれない。