昨日は暇だったので、野菜に追肥を施した。絹さやはようやく実がつきはじめたところだ。
数は少ないが、実が堅くなりそうなので、採って今日の夕食のいろどりにでも使ってもらおうと思う。何はともあれ、今年最初の収穫である。
庭のほうは、ツツジやボタンの花が終わり、去年植えておいたシャクヤクが一輪だけ花をつけた。解説書をみると1年目は花を咲かせないほうがいいということなのだが、なんとなくもったいない気がして咲かせてしまった。
数年前までは、亡くなった父が植えたシャクヤクの大株がみごとな花をつけていたのだが、4年前の秋に、業者に雑草と一緒に枯れはじめた茎を刈ってもらったところ、悪い菌がついたのか、翌年から花芽が黒くなって開花しなくなってしまったのだ。なんとも残念なので、昨年球根を購入し、植えてみたのがこれである。来年もなんとか咲いてほしいものだ。
近くにはバラも咲き始めた。
今年は妻の実家から分けてもらったダリアも数株育っているので、もう少したてば色とりどりの花を楽しめそうだ。
ところで、今読んでいる「身近な鳥のすごい食生活」(唐沢孝一著)の前書きにこんな一節があった。「野生生物を観察して気づいたことの一つは、彼らの一生の大半は「食べる」ことに費やされることだ」。うーん。これは私たちにも該当するよね。人の一生は食べるために存在しているようなものだから。何の仕事をして食べていくか、と普通に言うしね。
ということで、おいしいものを食べるために、日々の生活を充実したものにしなければ、と近頃、時々考えています。