Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

子猫たちの再出発

昨年9月頃、我が家の庭によく遊びに来ていた3匹の子猫たちがいた。庭木の陰でじゃれあったり、おんこの木に登ったりして、とてもかわいく、見ていると気持ちがなごむ光景だった。白毛で、お尻のあたりに、こげ茶色の模様があり、それぞれその数によって、一子、二子、無(なし)子と勝手に呼んでいた。

近くに地域猫に餌を与えている家があるので、食事の後、遊びに来ているんだろうと想像していた。その猫たちも雪が降る前には来なくなり、どうしているんだろうと妻と話しているところだった。

正月に妻が動物管理センターのホームページを見ていて、「これ、あの子たちじゃない」と声をあげた。飼い主が放棄した猫のコーナーに、たしかに子猫たちの写真が掲載されていた。それも4匹も。我が家の庭に来ていた時には、飼い主がいたということだ。

それから、ホームページをチェックしていると、あっという間に新しい飼い主が決まって、今は庭で見なかった模様が3つの猫だけが残っている状態だ。1歳だからすぐもらわれていくのだろう。

良かったね。今度は捨てられないようにね。新しい飼い主はきっといい人だよ。