Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

西国三十三所巡り・続 ③ 中山寺、勝尾寺

10月25日(火)

 

6時すぎに起床。今日は2カ所しか回らないので、時間に余裕がある。

7時ころに大浴場へ。さっぱりして、8時すぎに朝食会場のレストランへ。

バイキングだけど、やはり料理はおいしい。特に山かけのマグロのかわりにタイの切り身が入ったとろろは絶品だった。

9時半にチェックアウトして、亀の井ホテルを出発。安い割には、なかなか良いホテルだった。

最初の目的地の中山寺には駐車場がないので、寺近くのダイエーの駐車場に車を停め、10分ほど歩いて中山寺(第24番札所)へ。

中山寺山門。境内には七五三のせいで若い家族がいっぱい。

参道を歩いて、本堂をお参りする。本尊は十一面観世音菩薩。月に一度18日だけ開帳されるのでお顔は拝めず。

本堂の前の線香を立てる小屋になぜかトンボが吊るされている。近くの売店若い女性に聞いたところ、蜂がトンボ(オニヤンマ)を嫌うとのことなので、蜂の巣を作らせないため吊るしている。実際の効果は不明とのこと。

近くの五百羅漢堂には金色の羅漢さまがいっぱい。

本堂の横を登り、太子堂を抜けると、五重塔が見えてくる。

青色に彩られた真新しい五重塔。青龍をイメージしているらしい。石柱を見ると、サントリーなど関西の名だたる企業が寄進している。

太子堂の横にはお稲荷様が。

中には4匹の子狐。BABYMETALファンとしてはちょっと気になるなあ。

ちょうど帰り道の参道で、小雨がぱらつきはじめた。

佃煮屋さんが、雨宿りしていきなさい、と声をかけてくれたので、軒先をかしてもらって、しばし雑談。ちりめん山椒が好きだと話したら、中国産の原料が不足していて、また、作ってくれていたおばあさんもやめて、置いてある一ケースで最後とのこと。なかなかこの業界も大変なようだ。

5分くらいで雨があがったので、駐車場へ戻り、最後の訪問地勝尾寺に向けて出発。

途中で昼食をとろうと予定していたうどん屋は定休日だった。しょうがないので、近くのコンビニで昼食。私はマイセンのカツサンド。おなかいっぱい。

その後、狭いくねくねの山道を登り、勝ち運祈願の寺、勝尾寺(第23番札所)へ。

1時頃到着。拝観料を払って境内へ。

山門をくぐるとお清め橋と霧が待っている。この霧の中で、願い事をつぶやくといいらしい。

橋をわたるとあちこちに所狭しと小さいだるまが置かれている。

様々な大きさの勝ちだるま(願いが叶っただるま)が置いてある勝ちだるま奉納棚を抜け、水掛け観音へ。

続いて、本堂へ。本尊は十一面観音。こちらも18日ご開帳のため、お顔は見られなかった。

お参りしたあと、売店で自分用の勝ちだるまを購入。右目を入れる。

なにを願ったのかは秘密です。まあ、普通に俗っぽいことだけど。

このあと、知恵の輪を右左7周ずつまわり、弁天堂をお参りして、再び清め橋へ。

橋めがけて吹き上がる霧。

山門の裏の表示が勝王寺になっている。帰りには位が上がったということか。

お休みどころで、お土産を買い、駐車場へ。

3時前に空港へ向けて出発。

4時前に伊丹空港着。レンタカーを返却。

スーツケースを預け、イタリアレストランで早い夕食をとる。私はナポリタン、妻はプリン。ついでに赤ワイン三杯いただく。

まだ、出発時間まで時間があるが、待合室に入って待つことにする。

18時45分(20分ほど遅延)の飛行機で、千歳へ。21時前に千歳着。

外はかなり寒い。エアポートで新札幌へ。そこから、タクシーで自宅へ。

10時前に我が家に到着。暖房を切らなかったのが正解。家の中は暖かい。

しかし、疲れた。

今回の旅は、運転してくれた妻に感謝しなければ。