Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

腰痛に耐えて、BABYMETAL「LEGEND-S」を見る

先週の水曜日、朝起きて、ベッドから床に足をつけようとすると、腰に違和感を感じて、それから身体障がい者の生活が始まった。かがむと激痛が走るので、変な話、パンツをはくのも一苦労だ。

毎年、1~2回やっているので気をつけているのだが、どうやら今回は3日連続で作業した冬囲いが原因のようだ。しかし、作業を終えて4日後にくるとは。年は取りたくないものだ。

あまり、動くこともできないので、先日買っておいたBABYMETAL「LEGEND-S」を見ることにした。YUIが体調不良で不参加だったライブなので、ちょっと怖くて見られなかったものだ。ただ、いろいろな人の情報で、必見のライブだったらしいので、これは見るしかない。いまさらだけど。

実際に見ると、これはよく作りこまれたステージで、感動ものだった。YUIの不在が影響して、ライブのエネルギーをさらに高めているようにも感じられた。SU-やMOAは大変だったのではないだろうか。広島の原爆をイメージしたと思われる前振りからはじまる「NO RAIN,NO RAINBOW」を歌うSU-METALは、神がかっていて、涙なしでは見られない。

しかし、コロナ禍の2021年にこの映像を見ると、2017年の段階で、まるで現在の状況を予言しているようにみえる。ディストピアから脱出するために、私たちはたたかっていくんだ、というのは彼女たちの永遠のテーマだと思うけれど、これは今も変わっていないだろう。たとえ、友を失ったとしても。

最後の「THE ONE」でMOAと一緒にYUIが歩いていたら、どんなによかったことか。

ないものねだりをしてもしょうがない。

もうすこししたら、彼女たちはまた、たたかい始めるはずだ。