Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

この世とのお別れの仕方

先週、おばさん(父の妹)が亡くなった。90歳。数年前に脳内出血で倒れ、ほとんど意識がないまま、寝たきり状態での最後だった。コロナ禍の中、遠隔地だったので葬儀に参列することもできず、息子さんからも親族だけでお見送りをするとのことだったので、弔電などをうつだけにした。

父の兄弟姉妹も6人のうちあと2人を残すだけとなった。

その父も亡くなって来年13回忌を迎える。最後の1年はおばさんと同じように寝たきりの状態になり、管につながれたまま息をひきとった。きっと苦しかったと思うけど、訴えることはできなかった。

思うに、病状が急変した時、病院は救命するために最大の処置をし、その結果寝たきりの状態が出現することはしょうがないのだろう。そのまま、普通の生活に戻る可能性もあるわけだし。

ただ、意識が戻る可能性がないにもかかわらず、人工呼吸器につながれるのだけは避けたいと思う。私も60台後半になって、何かの時、延命治療だけはしないように妻に伝えている。

もし、コロナに感染して重症化しても、エクモにはつながれたくない。

いちばんいいのはやはり「ピンピンコロリ」で逝くことだと思う。(一昨年、会津のころり三観音をお参りしたし)。苦しんで、苦しんで死ぬのはごめんこうむりたい。

周りにいる高齢者の方々、できるだけ健康でいましょうね。(老人ホームの母も含めて)