Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

広重 東海道五拾三次を見る。

昨日、かぜもかなり回復したので、「日本の美 百花繚乱」展の後期を見に、北海道近代美術館へ。

応挙の鶏が美しい。若冲の「象図」は現代のイラストやアートを見なれている我々には、こんなのもありかという感じだが、時代を考えるととんでもない描き方だったのだろう。才能はこんなふうに現われるのだ。

あとは久しぶりで見た芦雪の雪うさぎや雀がかわいい。評価は低いが応挙に比べても、負けていない気がするのだが。

最期は歌川広重の「東海道五拾三次」をゆっくりと見る。この旺盛な筆力はどこからきたのだろうか。昔の人はこれを見ながら、旅をした気になったのだろう。しかし、旅はいいね。

f:id:pakku:20180824180701j:plain

入り口横では、若冲の象がお出迎え。

まだ、少し熱っぽく、のどが渇いたので、美術館のカフェに入り、アイスティーを頼む。なにか、学生時代みたいに、ゆったりするなあ。

今回は、展示数は少ないけれど、久しぶりに充実した時間を過ごせて、満足しました。