Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

ドゥームズデイ -失なわれたもののために

1 遠くでなにかがはじまった きみたちの歌っている姿を見ると どうして涙が出るのだろう 次々とわたしたちの仲間は死んでゆき 残されたのはおいぼれた犬だけになった そして その犬もいなくなって 2 なつかしい記憶も わたしを救ってはくれない 遠くに見える…

幽霊のように

1 自然のままに生きてゆきたい 声を失い 言葉を失い やがて 全てのものを 失った かすかな思い出の切れはしをたどり ようやく ひとつの幻に たどりつく 失ったものはとうとい だが本当にとうといものは 何だったのか たどりついた幻の場所で すこしだけあた…

再び歩き出すために

1 きみがいなくなって 何年がたったろう その間の私といえば 心がやせ細り 酒ばかり飲んでいた ようやく雪がとけ 何度目かの春がきても 私の心はからっぽのままだ 2 きみはいまどこにいるのだろう やさしい春の陽ざしを求めて どこかの街を 歩いているのだ…