Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ショーケン 死す

萩原健一が死んだ。2歳年上だった。 学生時代、毎日酒ばかり飲んでいた頃、「傷だらけの天使」を見るために、放映の日だけは家にいたのを思い出す。騒乱の時代から高度経済成長の時代になり、かつての全共闘の闘士が、いつのまにか、24時間働く企業戦士に…

父の命日

今日は10回目の父の命日である。早いもので、父が亡くなってからもう10年もたったのだ。自分が年をとるのもあたりまえである。 午後にお寺さんが来ることになっており、その前に老人ホームにいるおふくろと弟が来宅して、食事をとる予定。 11時前に2…

ちいさな砂糖菓子の食べ方について 3

春がきて 砂糖菓子のほのかな甘さが 郷愁を はこんでくる 幾度となく水面をたたき なつかしい記憶を ふるいたたせる 川縁に わずかにかげろうがたち 昔 愛した人と訣別する まだ 生きていかねばならないらしいから あたたかい日ざしに身をゆだね さびついた…