Sweet Rain

日々のあれこれ、たまに詩

菜園だより'21 ③ 絹さやと大根の種まき

ゴールデンウイークは天気が悪そうなので、ちょっと早い気もするが、今日、絹さやと大根の種をまくことにした。

薄曇りで風が強く、少し寒い。

こちらが今日まく種。先日、ホーマックで購入したもの。

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そして、こちらが先日、暇なときにたてた絹さやの支柱。いかにもすぐ壊れそうだが、毎年なんとか持ちこたえている。

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今年もたくさん実をつけてくれればよいのだが。

ついでにプランター葉ネギの種をまいておいた。去年はうまくいかなかったので、今年はどうなるか。神様だけが知っている・・・。

あとは5月の末に苗を買って植える予定。それまで、ちょっと時間があるね。

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札幌市内では桜が満開だが、うちの庭ではレンギョウが咲き始めた。下にはえているカタクリとなかなかいい組み合わせだ。

もうすこしで、ツツジ類も咲き始めるので、一年で一番、華やかな季節をむかえる。はやくあたたかくなって、庭でお茶でも楽しみたいものだ。

新型コロナで大阪などは大変なことになっているが、ひきこもり生活にもあきあきしているので、はやく自由に、旅などに出かけられる日々になってほしい。このままでは死んでも死にきれないからね。

菜園だより'21 ② 堆肥入れとソダシの勝利

明日からしばらく雨の日が続きそうなので、今日、畑に堆肥を入れることにした。天気は良いのだが、風が強く、少し寒い。カッパを着てちょうどよいくらいだ。

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例年どおり、今年も牛ふんと馬ふんをブレンドして使用することにした。堆肥は遅効性なので、少々早く入れても、問題ないはず。

畑のほうには2種類を混ぜてすきこみ、花壇には残った牛ふんだけを入れた。土が湿っているせいか、意外とすきこむときに力が必要で、腕などの筋肉がだるい。用心で腰ベルトを着用して正解だった。

10時半から始め、12時前には作業終了。例によって、庭をチェック。

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ムラサキツツジは満開をすこし過ぎた状態。今年も一番にちゃんと咲いてくれました。

草花はこんな感じ。

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上は我が家で最初に咲くスイセン。下はカタクリとクロッカス、そして左に見えるのが福寿草。このあとはドクダミなど、雑草が繁茂してくるので、春先だけ目を楽しませてくれる風景だ。

閑話休題

先週の桜花賞で、私のひいきにしているソダシが優勝した。白毛馬としてはクラッシック初勝利だ。ソダシえらい。ブチコ(ソダシのお母さん)よかったね。しかし、危なげない勝利で、走ったあとはなにか風格さえ漂わせていた。無敗のまま、オークスも勝ってほしいものだ。強そうな馬が何頭かいるけど、ソダシがんばれ!!

 

PS 翌日、アメリカのマスターズで、松山英樹が初優勝。今年は「はじめて」の優勝がさらにありそうな気がする。

そして、昨日、近頃とても気になっているBABYMETALの武道館10公演が終わった。無事でなにより。これからの新しい展開がどうなるか、楽しみだ。

菜園だより'21 ① 春おこし

今年も畑作業の季節がやってきた。

明日から天気がくずれそうなので、すこし早いが畑おこしをすることにした。

外に出ると風がつめたい。10時半ころから、腰ベルトを装着して、畑おこしを始める。まだ、土が湿っていて、すこし重たい。2面で一坪半くらいの小さな畑なので、1時間くらいでおこし終えた。

次に小さい花壇のほうもおこし始める。こちらには苦土石灰をすきこんで終わり。昨年はダリアが良く咲いてくれたが、今年はどうなるか。うまくいってくれたらいいのだが。

これがおこし終わった畑。

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来週から、石灰、堆肥、配合肥料と順番に入れてゆく予定。

庭を見ると、ムラサキツツジが花をつけはじめていた。

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ツツジ類はつぼみをたくさん持っているので、今年もたくさんの花を見せてくれそうだ。

しかし、退職してから10年、よく続いているなと思う。よっぽどやることがないってことかなあ。ただ、庭仕事をしていると、なんとなく癒されている自分がいる。これがきっと大事なんだよね。夜の晩酌もおいしいしね。

ということで、今年も「菜園だより」にお付き合いください。

再び歩き出すために

 1

きみがいなくなって

何年がたったろう

その間の私といえば

心がやせ細り

酒ばかり飲んでいた

 

ようやく雪がとけ

何度目かの春がきても

私の心はからっぽのままだ

 

 2

きみはいまどこにいるのだろう

やさしい春の陽ざしを求めて

どこかの街を

歩いているのだろうか

 

心を閉ざすことからはじめて

徐々に体が回復してゆく

一歩一歩 歩きながら

違う自分を発見することは

大切なことなのだ

 

 3

まるでけがをした競走馬のように

ゆっくりと立ちあがり

行くあてもなく歩き出す

 

(その道はどこに続いている?)

 

 4

いつか どこかで

きみにあいたい

ほとんど不可能だとしても

きみの声にいやされたい

 

輝かないあしたにむけて

ぼんやりと見える

ひとすじの道を歩いてゆくためには

きみの声が必要なのだ

 

たとえ それが

幻だとしても

冬囲いの撤去と福寿草の増殖

今年は雪どけが早く、庭の雪が数日前に消えてなくなったので、今日、冬囲いを撤去することにした。天気は良さそうなのだが、どうやら大陸から黄砂がやってくるらしく、鼻炎持ちの私にとっては、ちょっとやっかいな条件だ。

朝、10時から作業開始。作業前の庭はこんな感じ。

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薄曇りで、気温は10度前後。作業服にカッパを着て、ちょうどよいくらいだ。大きなツツジから始めて、12時半には、すべての囲いをはずし終えた。いくら不器用な私でも、何年もやっていると手際がよくなるもので、初めてのころに比べると1時間くらいは短縮されているはずだ。

こちらが緊縛から解放された庭木たち。

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今年は雪の量が少なく、ほとんどの樹に傷みはみられなかった。あとは花が咲くのを待つだけた。

12時半に昼食をとり、午後からははずした竹と縄の整理をしておしまい。どうやら、鼻炎も大丈夫そう。

終わった後で、庭を点検していると、いつものように福寿草が咲いていた。それも、いつもは1カ所なのに、今年は数カ所に勢力を拡大していた。

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奥に見える黄色い花が今年初めて生えたところ。ほかにも1,2カ所あって、本当に野生の繁殖力はすごいものだ。

3時前にすべての作業が終了。冬の間はてきめんに運動不足だったので、今日は久しぶりの運動になった。今夜は軽くワインでも飲もうかな。

 

PS:作業を終わった庭をぼんやり見ていると、猫が今年初めて、姿をみせた。

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昨年まで、いた猫かどうか確認できないけど、なぜかうれしい。

春だねえ。

父の13回忌

今日は父の13回忌。

コロナの渦中なので、母は老人ホームから、来ることができず、弟と私たち夫婦で、自宅にお寺さんを迎えることにした。彼岸の中日なので、お坊さんはお寺のお勤めが終わった後、3時過ぎに来る予定。

今日は朝から良い天気。仏壇はこんな感じ。

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ここに弟が持ってくるお供え物が何品か加わるはず。しかし、いくら父がお酒好きでも、飲みすぎか。(弟は必ずお酒を持ってくるので。)

昼過ぎにマスクをした弟が到着。

今日の昼食はいつもとっている寿司屋の出前。通常よりちょっと高めにした。

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弟と会うのも何か月ぶりだ。しかし、新型コロナウィルスは私たちの人間関係の在り方を大きく変えてしまった。いつになったら、昔に戻るのだろう。

3時過ぎにお坊さんが来宅。お経をあげてもらう。こんな状況なのに老齢の住職が来てくれた。感謝。コロナのせいでお寺もなかなか大変らしい。

4時過ぎに、弟が帰宅。今日の行事は終わり。

夕食に仏壇にお供えしたお酒をいただくことにする。

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うまい。今日ぐらいは親父と一杯やりたい感じだったのだ。

しかし、あまり楽しくない日常生活の中で、私たちはどのように生きてゆくのか。すこし考えなければいけないようだ。

 

マイナンバーカードを受けとる

一月ほど前に申請していたマイナンバーカードができたと連絡があったので、昨日2時半過ぎに最寄りの区役所に出向き、交付を受けた。

免許証を持っていないせいで、自分を証明する必要があるときになにかと不便だったので、しょうがない選択だった。今まではパスポートを使っていたが、これですこしは楽になるはずだ。本当はあまり国家とひもづきたくないんだけどね。

区役所は時節柄、ひどく混んでいて、明らかに三密状態。普段はほとんど人と接する機会がないので、この感覚がなんとなくなつかしい。自分が社会から切り離された生活をしていることを、あらためて納得。この状態は、あまりいいことではないなあ、などとぼんやりと考える。

と、どこかから「黙とう」の声が聞こえてきた。そういえば、今日は10年前、東日本大震災が起こった日だった。私は仕事でちょうど苫小牧にいて、JRが止まったらどうやって帰ろうか、とか考えていたのを思い出した。あれから、もう10年たったのか。私も歳をとるはずだ。

1時間ほど待って、ようやくマイナンバーカードを受けとり、帰路についた。待っている人の中には、なんの証明をもらいにきたのかは不明だが、老人がたくさんいて、私もその中の一人で、生産的なことをなにもしていない存在なのかと思うと、ちょっと悲しい気持になってしまった。まだ私は、自分の存在を老人とは認められないらしいのだ。やれやれ。